2013年5月6日月曜日

留年生が他称意識高い(笑)大学生・牧田凌平氏の記事を読んで思ったこと



新しいblogに最初の記事を投稿してはや数日、「いいネタないかなあ〜」とTwitterを眺めていると、なにやら後輩たちがとあるブログ記事を読んでいろいろがやがやしていた。
その記事はこれ




これ実はイケダハヤト氏のblogへの投稿記事だ。なんでもBlogのオープン化施策の一環らしい。

イケハヤ氏本人も記事の最後に「特に同じ大学生のみなさん、彼の見解に対してどういう思いを抱きましたか?」と書いている。
ぼくはバリバリの大学生だ。もっというと留年生だ。

というわけで、せっかくだしいろいろ書いちゃっていいよね!!!(アクセスかせげへんかな!!!!!!)



牧田氏はこう書く。
 就活時にブラック企業しか選択肢がなくなる一要因になり得る

というのもブラック企業が大量採用・大量解雇しているのは誰でもできる仕事を与えているのが原因の1つにあるからです。学生のうちにどう貴重な人材になるか模索することが僕の提起したい「戦略的」な行動です。
学生のうちから自分の将来を考えて行動をしないと就活時に明らかなるブラック企業にしか受からないかもしれなく大変なことになる。



つまり牧田氏の主張は「学生時代にバイトばっかりとか飲み会ばかりしていると、ブラック企業しか選択肢ないよ」ということなのだが。


ぼくが見てきた現状からコメントさせてもらうとまったく間違いである。


前述のように、ぼくは俗にいう留年生ってやつだ。別に単位足りないからでも就活ミスったからでもないのだけど、まあぼくが留年している理由はどうでもいいのでさておく。

で、ぼくの同世代の友人らはすでに大学を卒業して働き始めている。
同じゼミの奴らはやれソ○トバ○クだとか○○証券だとか某メガバンだとか、名だたる大企業で社会人生活をスタートさせている。


じゃあそいつらがどんな学生だったかって言うと、まさに牧田氏が批判する「飲み会とバイトしかやってこなかったタイプの人間」なんだよね、マジで。


某メガバンに内定を決めたゼミの友人に「面接でなにアピールしたの?」と聞いたところ

「いやノリやろ。あんなもん学生時代は飲みとサークルとバイトしてましたつって、適当にへーこらしときゃ受かるわ」と返された。

断言していいがゼミでも彼らが真面目だったことは一度もない。ただ飲みとバイトで鍛え上げた圧倒的なコミュ力は持っていたけど。


また仲良くさせていただいているとある先輩がいる。
その人も学生時代意識高かったかと言うとむしろ真逆で、「卒論出すのめんどくさいから」という理由で、某メガバン内定を蹴って一留してひたすら飲みと遊びに時間を費やしていた人である。

なお一留後、これまた某有名保険会社にさっくり内定を決めている。


こういう例を挙げていけばきりがない。
はっきりいって「意識低い」事とブラック企業への就職率は正直関係ない。

むしろ「負の相関関係にあるんじゃねえの」くらいに思っているくらいだ。意識低く学生生活をエンジョイした人間ほど、いい企業にさっくり入社してしまう。


意識高い風に書かせてもらうなら、「ちゃんと社会問題について勉強している人ほど就職決まってないのが今の日本の問題」なんじゃない?


というかそもそも「ブラック企業に行きたくないから意識高く過ごす」ってどんな動機だよと思わなくもない。意識高いってそういう事だっけ?


※
牧田氏は「バイトや飲み会しかしていない」学生へこう書いている。


僕はいろいろな社会人の方に話を聞けて、貴重な体験をさせてもらった。それが万人にも当てはまる良いことかは別にして、僕は非常に勉強になっているしこのスタンスは変えないと思う。


でもぼくが意識高い(笑)系統の学生に一言コメントしておきたいのは、「人と会う頻度落として机に向かった方がいいよ」ってことだ。


ぼくも一時期(先輩方には「いまもだろ」といわれるが)、いわゆる意識高い(笑)系統の人間だった。

いろんな人と会う事を喜びにしていたし、意識高い(笑)学生の読みそうな本を読んでは、その「すごい人に会ったんだぜ。こんなこと書いてあったぜ。俺たちダメだぜ」というのを後輩友人らに喋っていたものである。俗にいうドヤ顔ってやつだ。ああ、あの頃の自分を殺したい。




でも意識高い人に会ってみたり、あるいは意識高い本をいろいろ読んでたある日ふと気がついたんだよね。


「おれなんかできたっけ?勉強してきたっけ?」


そう、なんもできないし勉強してきていないのだ。


意識高い(笑)系統の人間の何が問題かって、えてして「独りで」なにも勉強してことなのだ。



彼らは意識高く成功した人の本をたくさん読んで(イノベーションを起こす方法だとか社会を変える方法だとか。むろんジョブズの伝記は必読書だ)、時間を割いてそういう人に会いまくったりしている。

それ自体は否定しない。声を大にしていいたいが、そういう人間を「意識高いプギャー」と馬鹿にしているだけの人間よりは百倍マシだと思う。


ただすごい人と話すとそれだけである種の満足感産んじゃうんだよね。
いかにも「短期間で自分が成長した」ような幻想を抱いてしまう。それほど彼らのオーラはすごい。


でも成功した人間がそもそもなんで成功したのかを考えてみると。
彼は独りで悩みもがいて死に物狂いで勉強してきたんだと思うんだよね。勉強っていうのはなにも英語や数学だけの話じゃなくてデザインもプログラミングもなにもかもひっくるめてそうだ。地味で目立たないことをどこかでコツコツやっているはずだ。


どれだけ「独りで勉強したか」が意識高い人間と意識高い(笑)をわける境目だと思っている。



「ポジティブに活動している」「替えの効かない人材を目指している」牧田氏に聞きたいのはこれ。


ほんとうに勉強になってますか?ひょっとして勉強した気だけになってないですか?


そもそもぼく自身も大学生で(しかも留年生だ)、彼らに対してこういうことをいう資格はないのかもしれない。


でも、フェイスブックで「俺たちが世界を変える!!」と毎日飽きもせずに写真をアップしている人間見てると違和感感じずにはいられないんだよね。
「もったいないなあ」とすら思ってしまう。なんでいつもだべってばっかなんだろうって。きっと彼らには世界は変えられない。


ぼくは牧田氏にお会いしたことはないけれども、たぶんイケハヤ氏のblogに投稿するくらいなんだから、ものすごくバイタリティーにあふれた人間なんだと思う。
ひょっとしたら独りの時間もコツコツなにか頑張っているのかもしれない。


でももしそうでないなら。
牧田さん、誰かと会う頻度減らして、独りでなんかやってみた方がいいっすよ。


以上。
元意識高い(笑)系の留年生からのウエメセ記事でした。

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